カンピロバクターにご注意
June 23, 2016
<カンピロバクターについて>
主に鶏などの腸管内に常在し、鶏を食肉に処理する段階で肉や内臓に付着します。そのため、十分加熱しない状態では、カンピロバクターは死滅していません。また、鶏肉は60%程度の確率でカンピロバクターに汚染されていると言われており、生または加熱不十分な鶏肉を食べたり、菌が付着した調理器具等を介した二次汚染により食中毒を起こします。
発症までの期間は通常2日から5日で、主な症状は腹痛・下痢・発熱です。
まれに運動麻痺や呼吸麻痺といった重篤な神経障害をきたす「ギラン・バレー症候群」を発症します。
カンピロバクター食中毒を防ぐために、次の4点を必ず守ってください!
1.牛、豚、鶏などの食肉は中心まで十分に加熱(75℃で1分以上)する。
2.鶏刺しや鶏のタタキなどは食べない、提供しない。
3.食肉を加熱する時は、専用のトングや箸を使い、食べる時の箸と使い分ける。
4.生の食肉を扱った後は、手指や器具をよく洗う。
【緊急情報】貝毒発生中!大阪府海岸の天然アサリをとって食べないで!
March 24, 2016
■本日、下記の検査結果のとおり、3月23日に二色の浜(貝塚市)及び男里川河口(阪南市)で採取した天然アサリ並びに大阪府海域で漁獲されたアカガイから、国の定める規制値を超える麻痺性貝毒が検出されました。
毒を蓄積した二枚貝を食べると中毒を起こす恐れがありますので、安全性が確認されるまでの間、大阪府の海岸で採取した天然のアサリ等の二枚貝(一般には食べられていないムラサキイガイやカキ等を含む)を食べないようお願いします。
万一、症状が現れた場合は、速やかに医師の処置を受けてください。
なお、4月16日(土曜日)にオープンする予定の二色の浜潮干狩り場(貝塚市)、箱作潮干狩り場(阪南市)、4月20日(水曜日)にオープンする予定の淡輪潮干狩り場(岬町)では、潮干狩り用のアサリと持ち帰り用のアサリを区別し、来場者には安全なアサリを持ち帰ってもらうなどの安全対策を行うこととしています。
また、3月23日以降に大阪府海域で漁獲されたアカガイについては、大阪府の漁業関係者等に対し、自主回収および安全性が確認されるまでの間の出荷の自主規制を要請し、市場に流通しないよう対策を講じました。(本府ではアサリは漁獲対象ではないので、市場には流通していません。)
【検査結果及び検体採取場所】
アサリ 二色の浜(貝塚市):18マウスユニット/g
アサリ 男里川河口(阪南市):37マウスユニット/g
アカガイ 大阪府海域: 4.6マウスユニット/g
トリガイ 大阪府海域: 2.7マウスユニット/g
(1マウスユニット=体重20gのマウスを15分で死亡させる毒量)
【検体採取日】平成28年3月23日

食肉の加工に係る安全性が確保されていると認められる国又は地域に、ノルウェー及びデンマークが追加されました。(2016.2.2)
March 21, 2016
牛の脊柱については、牛海綿状脳症の発生国又は発生地域において飼養された牛であっても、食品健康影響評価の結果を踏まえ、食肉の加工に係る安全性が確保されていると認められる国又は地域で飼養された月齢が30月以下の牛については、規制の対象から除かれています。
ノルウェー及びデンマーク産牛肉及び牛の内臓に係る食品健康影響評価の結果等を踏まえ、我が国を除く食肉の加工に係る安全性が確保されていると認められる国又は地域に、ノルウェー及びデンマークが追加されました。
〔新規収載〕
○食肉の加工に係る安全性が確保されていると認められる国又は地域について(平成28年2月2日生食発0202第1号)

異物混入事故を起こさない仕組みを作る徹底対策セミナー
March 02, 2016
「異物混入事故を起こさない仕組みを作る徹底対策セミナー」が以下のとおり開催されます。
本セミナーには、食品衛生管理・環境構築に必要な製品が集合する展示会も併設されています。
異物混入対策についてお困りの方は、ぜひご参加ください。
【とき】平成28年4月15日(金) 展示開始:12時 講演:13時〜16時 展示終了16時30分
【ところ】武藤記念館(国民会館)
(大阪市中央区大手前2-1-2 國民會館住友生命ビル12階)
【主催】株式会社フーズデザイン
【主な内容】
・プロダクトゾーンをまず集中的に、そしてその他の場所
・8割の問題を出す2割の工程を特定する
・清掃洗浄を、効率良く行なう手順を決める
・ゾーニング
・検査機器、除去装置の活用 等
【参加費】無料
◇お申込み、詳細は下記のホームページをご覧ください。
http://www.foodesign.net/2015quan-guosemina

ノロウイルス食中毒にご注意!!
February 14, 2016
近年、ノロウイルスが原因の食中毒が年間を通じて発生しています。
特に気温が低くなり空気が乾燥する冬季に多く発生します。
ノロウイルスは感染力が強く、食品を介して感染する(ノロウイルス食中毒)ほか、汚染されたドアノブをさわった手指等を介して口の中に入ったり、空気中にただよっているノロウイルスを吸い込んだりして感染することがあります。
潜伏期間は24時間から48時間で、一度ノロウイルスに感染しても、繰り返し感染することがあります。
感染すると、おう吐、下痢、発熱などの急性胃腸炎症状が出ることが多いですが、感染していても胃腸炎症状を示さないこともあるので、注意が必要です。日頃から「感染しているかもしれない」ということを念頭に置き、調理前、トイレの後、食事前等には特に手洗いを丁寧に行いましょう。
特に今年度はこれまでに検出例の少ない遺伝子型のノロウイルスが検出されており、大流行のおそれがあります。
感染を予防するために、以下の3つのポイントに注意しましょう。
1【手洗い】正しい手洗いを行い、手の汚れをしっかりと洗い流しましょう!
2【食中毒の予防】食べ物を調理する際は加熱をしっかりと行いましょう!(食品の中心部が85℃〜90℃で90秒以上)
3【適切なおう吐物、便の処理】おう吐物や便を処理する際は要注意!塩素系消毒薬による正しい処理が重要です。
[参考:ノロウイルスに関するQ&A 厚生労働省]
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/kanren/yobou/040204-1.html
[参考:冬場に多いノロウイルス-ノロウイルスに関するQ&A- 食の安全推進課]
http://www.pref.osaka.lg.jp/shokuhin/shokutyuudoku/noro.html
大阪府 食の安全推進課

「健康食品の安全性や機能性に関する意見交換会」が開催されます!
February 11, 2016
錠剤やカプセル等を含め、様々な種類の健康食品が流通しています。また平成27年4月からは、事業者の責任において、科学的根拠に基づいた機能性を表示する「機能性表示食品」制度が始まりました。
こうした背景の下、消費者自身が健康食品の利用に関して、安全性や機能性などの特性を理解し、適切な利用について判断できるよう、消費者庁が厚生労働省及び農林水産省と共同で下記意見交換会を開催しますのでお知らせします。
▼日時:平成28年3月2日(水)13:15〜16:30
▼場所:CIVI研修センター新大阪東 E5ホール
(大阪市東淀川区東中島1丁目19番4号 新大阪NLCビル5階)
▼募集人数:200名(先着順)
▼申込期限: 2月24日(水)必着
▼申込み方法等詳細は下記ホームページをご確認ください。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000111645.html
大阪府 食の安全推進課

食品等の回収情報 3件(農薬の残留2件、アレルギー表示漏れ1件)
February 11, 2016
■自主回収情報1(農薬の残留)
回収製品名:(1)ドール アメリカ産ケール(バラ(無包装))
(2)ドールのケール 140g
(3)ドールのケール 80g
■自主回収情報2(農薬の残留)
回収製品名:(1)カットケール 40g(カット野菜)
(2)グリーンブレンドサラダ 350g(カット野菜ミックス)
(3)ケールサラダ 120g(カット野菜ミックス(ケールサラダ)
東京都から上記の2件に関する商品の自主回収情報が寄せられました。
■自主回収情報3(えびの記載漏れ)
回収製品名:スモーク牡蠣 植物油使用 グリーンカレー味(かきの燻製(グリーンカレー))
輸入者:株式会社カネイ岡
回収理由:アレルギー物質(えび)の表示が欠落していたため。
えびのアレルギーのある方が喫食された場合、アレルギー症状が発生する可能性があります。
大阪府 食の安全推進課

五島製麺 8商品回収 賞味期限2106年と誤表記
February 02, 2016
記事の詳細を入力してください。 伝えたいメッセージや注目すべきポイントを書いて、 訪問者の興味をつかみましょう。
December 20, 2015
嫌気性状態(真空など)で菌が発育。その際、ボツリヌス毒を産生し、食中毒の原因となり「めまい」、「嘔吐」、「呼吸障害」などの症状を発症します。原因食品とし、発酵された魚肉食品(なれずし等)や瓶詰食品等があります。